ホテルニューオータニ(東京)の一帯は、かつて彦根藩井伊家の中屋敷があった地です。江戸時代初期には武将・加藤清正の下屋敷があり、その後井伊家に引き継がれ、幕末まで使用されました。その後旧皇族・伏見宮邸宅を経て、ホテル創業者・大谷米太郎の自邸となり、1964(昭和39)年の東京オリンピック開催を機に、政府の依頼に応じてホテルが造られました。約4万㎡の広大な日本庭園には、迫力ある大滝や枯山水、池などがあり、宿泊者以外も自由に散策できます。井伊家の屋敷跡、江戸時代から残る灯篭や大木の化石なども見られ、400年余りの歴史を感じられる場所です。