自由学園明日館は、羽仁もと子・吉一夫妻によって1921(大正10)年に創立された女学校の校舎として建てられました。旧帝国ホテルなどの設計で知られる近代建築の巨匠・フランク・ロイド・ライトが設計を手がけ、学園の教育方針が美しい建築の中に体現されています。学校機能は昭和初期に生徒の増加に伴い東久留米市に移りましたが、残された校舎は「明日館」として保存されており、1997(平成9)年に国の重要文化財に指定されました。現在は使いながら文化財価値を保存する「動態保存」のモデルとして一般公開され、自由に見学できるようになっているほかドラマのロケ地などにも多く使われています。