雑司が谷旧宣教師館は、1907(明治40)年に、アメリカの宣教師ジョン・ムーディー・マッケーレブの宣教活動の拠点として建てられました。豊島区に残る最古の近代木造洋風建築であり、1987年には豊島区の登録有形文化財に、1999年には東京都指定有形文化財に登録されています。外観は白と緑を基調としたシンプルでかわいらしいデザインです。玄関のポーチの方杖、張り出し窓など、細部に独特の突出部が見られますが、これはアメリカで発達したカーペンターゴシック様式に基づいています。一方、建物内の天井には割竹の装飾が施されており、随所に日本文化の影響も見られます。また、ここでは明治〜昭和初期にかけて宣教活動を行ったマッケーレブについても学ぶことができます。