都内に4軒存在する落語定席の1つ。1897(明治30)年創業の前身となる定席は戦火で焼失しましたが、戦後全国から木材を集めて現在の場所で新たに再建。1946(昭和21)年3月に開業したのが今の新宿末廣亭です。東京都内に残る唯一の木造建築かつ桟敷席がある寄席は日本最古であり、江戸時代の風情を色濃く残すものとして、新宿区から地域文化財の第1号として指定を受けています。現在も落語協会と落語芸術協会が10日ずつ交代で興行を続けているほか、12月を除く31日と12月29日には、余一会と呼ばれる通常公演とは異なる興行で賑わっています。