法務省旧本館(旧司法省庁舎)はドイツ人建築家ベックマン氏とエンデ氏が設計し、7年の歳月をかけて1895(明治28)年に竣工されました。ドイツ・ネオバロック様式の赤れんがが特徴的な建物で、明治を代表する近代公共建築のひとつといわれています。第二次世界大戦の戦災で屋根や床などが消失したものの、その後2度の復旧・改修工事が行われ、現在は創建当時の姿が復原されています。1994(平成6)年には外観が国の重要文化財に指定されました。春には法務省旧本館の周囲に色鮮やかなサツキツツジが咲き乱れます。現在、法務省旧本館3階に「法務史料展示室・メッセージギャラリー」を一般公開しており、明治の雰囲気を今に伝える復原室(旧司法大臣官舎大食堂)とそれに続く創建当時のれんが壁の残る部屋などがあります。ここには「司法の近代化」と「建築の近代化」に関する史料が展示されています